アルツハイマー病

どんな病気?記憶力や判断力などが徐々に衰えやがて寝たきりになる病気。これまでにアルツハイマー病が起きる条件として、①脳の萎縮②大脳にシミのような斑点(老人班)ができる③脳神経細胞の中に繊維状の塊ができるー三つの特徴。
アルツハイマー病の臨床研究で知られる植木彰・自治医科大大宮医療センター教授は「食生活など環境的な要因も大きい」と話す。では、どういう生活スタイルがよいのか。植木さんらがアルツハイマーの患者と食品の関係を調べたところ、魚や緑黄色野菜、海産物の摂取が多い人ほどなりにくいことが分かった。植木さんは「最低でも1日に魚を1回、緑黄色野菜を2回、果物を1回食べ続けよう」と提案する。フランスやオランダの調査では、まったく酒を飲まない人より、適度に(ワインならグラス1〜3杯)飲む人の方がなりにくかった認知症の患者の治療で知られる欲風会病院などの調査では,庭いじり,登山,新聞をよく読むなど、知的活動や趣味を続けている人の方がなりにくい毎日新聞より抜粋